恋心

「博愛主義」の続き、雷蔵バージョンです。



三郎、君がずっと僕の隣で笑ってくれることがとても嬉しいよ。
だって僕は君のように優秀ではないし、誰彼からも尊敬される存在ではない。
君は僕の持ってないものを持っている。
僕に出来ることは全てのものを等しく隔たりなく愛することだけ。

そういつか君に話したら、君はものすごく悲しそうな、それでも怒ったような顔をしたっけ。
最初はわからなかった、君が何故そんな顔をしたのか。

でも最近わかってきたんだよ。

君が僕を独占したいんだって。


嬉しかった。
どうしようもなく、感情が高ぶったよ。


君が僕を必要としてくれている。
それがこんなにも僕を幸福にしていること、君は知らないだろうね。
きっとまだ自分が抱いている気持ちを僕に知られていないと思っているんでしょ、甘いよ。
僕だって忍者の卵だもの、観察力はいやでも人並み以上についたよ。


君のことを意識しているうちに、涙がポロリこぼれるようになったの。
涙が止まらなくて、君に気づかれないように、布団にもぐって。
もう君は気づいているでしょ、心配してることもわかってる。
でもこの涙のわけは、三郎。
君だよ。



そのまま眠りにつくと、誰かに抱かれる夢を見る。
相手が見えない、けれどその相手を君であることを願ってやまないんだ。
起きたときは、夢と現実の大差にまた涙がこぼれる。
この気持ちは言葉にできないよ。


お願い。
早く僕のこと好きだと言って。
四六時中好きだと言って。

そうしたら僕は君の腕の中に飛び込むから。
君の頬に口づけするから。

僕の枯れることを知らない涙は、
まだこんなにも流れているんだ。

だから、お願い。
早く好きだといって。

サザンシリーズ！！！！

今度はそれっぽい歌詞をちゃんといれましたよ！！！
また正確じゃないけど！！！
これまだ続きそうです････。

今度は「TSUNＭＩ」でいきます！！